私たち寅福菜園は2014年に農業生産法人として設立し、トマトを中心に生鮮野菜の栽培をスタートしました。 弊社は農業経験者ゼロでのスタートアップで数えきれないほどの失敗とチャレンジの連続でしたが、業界、お取引先、地域、行政、そして従業員とその家族の皆様方のご協力で今日迎えることができていること、心から感謝、御礼を申し上げます。 今日の社会背景から農業界においても「持続可能な農業」「SDGsの取り組み」をしていくことは企業として必要不可欠と考えております。またエネルギーや環境課題に関する消費者、お取引様、地域、行政の関心は高くなっており、良いモノを作ることだけではなく、これらの課題可決に合致するものでなければ売れない時代になってきております。 私たち寅福は温泉熱利用(化石燃料使用削減)による「カーボンニュートラル」への取り組み、さらにむつ市では地域資源である木質チップを熱源利用するだけではなく燃焼時の排ガスも利用し、「カーボンニュートラル」から一歩進んだ「カーボンマイナス」への取り組みを実施しすることで農業の新しい価値を創造することを目指します。そして地域と共生しステークホルダーの皆様に「安心・安全・おいしい」野菜の提供を行ってまいります。 日本農業の発展の為、農業の新しい価値を創造すること、持続可能な農業を実現させていくこと、常にチャレンジ精神を持って取り組んで参ります。 引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
代表取締役 加藤夢人
株式会社三方
三方ではナマコの種苗生産を行っております。 寅福で利用した温泉熱の2次利用でナマコの養殖水温の調整をすることで、エネルギーを無駄なく有効利用し、ナマコにとって最適な環境を作る取り組みを実施しています。株式会社かみのくにファーム
かみのくにファームでは主にブドウの生産をしています。 トマト栽培から廃棄される葉や茎などを堆肥化しブドウの肥料として利用することで、循環型農業を実施しています。